アフィリエイト広告市場は年々成長を続け、雑誌の広告市場規模を上回るようになった。今思えば、アフィリエイト広告はメールマガジンが広まり始めた1999年くらいから脚光を浴び始め、高々7年で他の媒体をしのぐようになったわけだから、インターネットのパワーはすごいとしかいいようが無い。なぜアフィリエイト広告が脚光を浴びるかといえば、
・イニシャルコストが低い。(中小企業でも導入しやすい)
・コンバージョンが分かり、広告効果を測定しやすい。(どの広告から購買にいたったかをCookieによって追跡できる)
・コンバージョンした分だけ支払えば良いので、費用対効果が明確。(ただ一方で、広告予算が取りにくいといった問題点もあるようだが)
だろうと思われる。ただ一方で、CPC(クリック課金)を設けている広告では不正クリックの問題が絶えず付きまとい、アフィリエイトの場合においても、ポイントバックサイトを利用した不正コンバージョンが後を絶たない。アフィリエイト広告の健全な市場形成においては、ガイドラインが必要なのかもしれない。