写真のスライドショーから動画を作る

写真をスライドショーさせながら、結婚式などでよく流れているような動画を作る方法を紹介したい。
Windows ムービーメーカー
動画を作成するためのソフト。Windows XP SP2ならびにVista Home Premium、Ultimate では標準でインストールされている。取り扱えるファイル形式はかなり豊富で、Windows ムービー メーカー – k本的に無料ソフト・フリーソフトを参考にするとよい。出力フォーマットはwmvに限られる。
DVD Flick(日本語化パッチはこちら
wmvからDVD-Videoを作成することができるソフト。メニュー設定がうまくいかなかったりしたけれども、とりあえず費用をかけずにDVD-Videoを作ることができる。

SSHを利用してノンパスワードログインする

別のサーバー同士でコマンドをやり取りするには
ssh username@servername commandname として実行できるが、このときにパスワードが要求されてしまう。
また、別のサーバーからファイルをセキュアに転送するには、
scp username@servername:(リモートサーバーのパス) (ローカルのパス) として実行できるが、このときにやはりパスワードが要求されてしまう。
これは自動化する上でかなり問題があり、expectという方法でパスワードを自動入力させる方法もあるが、これはクレバーではない。
sshにはノンパスワードログインという方法があり、接続元で発行した公開鍵を接続先のアカウントの.ssh/authorized_keys に保存することで実現できる。
設定方法でわかりやすかったサイトは、ぴえ~るの活動日記だけれども、デフォルトではauthorized_keys2ではなくauthorized_keysなので注意が必要。
また、多くのサーバーではこれだけでは接続できないので、接続先サーバーの/etc/ssh/sshd_configを編集(RSA公開鍵認証の有効化)しなければならない。わかりやすいサイトは、Gentoo Linuxで自宅サーバ であり、

#RSAAuthentication yes
#PubkeyAuthentication yes
#AuthorizedKeyFile .ssh/authorized_keys

RSAAuthentication yes
PubkeyAuthentication yes
AuthorizedKeyFile .ssh/authorized_keys

とすればよい。
僕の場合には、これをやってもうまくいかず、vオプションをつけてデバッグしてみたら
Offering public key: /home/hogehoge/.ssh/id_rsa
から先の認証手続きがうまくいっていないことがわかった。
いろいろ調べてみたら、おさかな学習帳にあるとおり接続先の/var/log/secureにエラーが出ていて、.ssh フォルダのパーミッションが正しくなかったために接続できなかったというオチだった。

Linux標準教科書

というものがオンラインでダウンロードできます(ユーザー登録の必要があります)
発行元はLPIC試験を実施しているLPI-JAPANというところです。
誤植は多少ありますが、Linuxを触っている私でもはじめて知るような内容が盛り込まれていて、一読する価値はあります。またLPIC試験を受験される方は必読になるんだと思います。
わかっているようでわかっていないLinux。奥が深いですね。

ieHTTPHeaders Ver.2

Internet Explorerのプラグインとして動作し、通信している内容をキャプチャすることができるieHTTPHeadersがIE7に対応していなかったためにずっと使うことができなかったが、Ver.2になって対応していることが最近わかった。
Personal版とProfessional版というのができていて、Personal版はフリーで利用できる。

Unisonを使った遠隔地へのバックアップ

先日は、家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行うにて同一拠点内のミラーリングの方法について書き込みしたが、今回は遠隔地のサーバーを利用してミラーリングする方法について書き込みしたい。(一応ディザスターリカバリーといえるか??)
Linxuサーバーどうしてあれば、rsyncを利用してセキュアにコピーすることができるが、Windows環境とLinux環境ではcygwinを入れなければならなかったりと大変だ。
インターネットで調べていたらUnisonとplinkによるミラーリング方法についてLinux Home Server Memoに有益な情報があったので、これを参考に行ってみた。
ただ、同じようにやってみてもplink側でserverオプションがないといわれてしまう。試行錯誤してみたところsync.batを以下のように書き換えてみたらうまくいった。

rem Create batch script to launch plink
echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% %%4 %%5 %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%
rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% -rshargs “-pw %SSH_PASSWORD%” %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

のところを

rem Create batch script to launch plink
echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% -pw %SSH_PASSWORD% %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%
rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

ちなみに参考サイトでは、SSH_PASSWORD、LOCAL_ROOT、REMOTE_ROOTを直接書き換えていますが、引数で呼び出せるように設計されているので、
rsync.bat (パスワード) (コピー元サーバーパス) (コピー先サーバパス)
とすることで複数のバックアップパスを指定できる。
FastCopyと違う点といえば、完全に同期するということだ。なので、バックアップ用として利用しようとすると、コピー先サーバー上でファイルが消失すると、コピー元のファイルも消えてしまう。また、コピー元でファイルを消したとしても、コピー先からダウンロードされてしまって復活してしまう。
この問題を解決するには、-force (基準パス名)オプションを利用することで回避することができる。基準パス名はコピー元サーバーパスとなるので、
set UNISON_OPTIONS=-contactquietly -times -batch -fastcheck true -force %LOCAL_ROOT%
としておけばバックアップツールとして利用することができる。
補足になるが、Unisonはバージョンが異なるとエラーが発生してコピーできない。Linux側のバージョンが古かったためなのだが、今回は例外的にWindows側のバージョンをLinux側のバージョンと一致させて対応した。過去のWindowsバージョンファイルはここにあるので参考にしてほしい。

Windows XPにてNetMetting

Windows XPでネットミーティングをしたいと思ってもショートカットがない。実は、confコマンドで呼び出すことが出来るのだが、詳しくは@ITを見てもらいたい。

家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行う

最近はBuffaloのLinkStationなどのNASと呼ばれるファイルサーバーがあるから、こんなことをしなくても、ハードウェアを買ってくれば簡単にファイルサーバー+バックアップシステムが構築できる。
友人からプレゼントしてもらったLS-HGLシリーズはUSBポートがついており、外付けUSBハードディスクにバックアップする機能までついている。
今回は、使い古されたWindows 2000サーバーと外付けHDDドライブを使って定期的にバックアップする手法について実際に行った方法を記録しておきたい。今回はWindows 2000サーバーだが、Windows XPでもWindows Vistaでも基本的には同じだ。
まず、外付けドライブがネットワークドライブだった場合には、
net use z: \\(IPアドレス)\(共有フォルダ名)
でZドライブをドライブ共有設定する。ファイルサーバーに直接USB接続されているような場合ではこの作業は不要だ。
このコマンドはパスワードによる認証などもサポートしているので、もし共有先がアカウントによって制限されているようなことがあれば調べてほしい。
次にファイルを定期的にコピーする方法だが、FastCopyというソフトがある。インストール不要なアプリケーションで、差分だけをコピーする機能を持っている。
たとえば、Dドライブの内容をすべてZドライブに書き出すには、
FastCopy.exe d:\ /to=”z:\”
とすればよい。
あとはこのコマンドを定期的に実行する方法だが、
・タスクを使う
・atコマンドを使う
などがある。詳しくは、こちらを参照してほしい。
(追伸)
FastCopyでは、sync オプションをつけたほうがバックアップとしては適切かもしれない。もしバックアップ元でファイルが消された場合でも差分モード(デフォルト)ではバックアップ先でファイルが消されないためだ。

suコマンドのWindows版

Windowsのタスクでは別ユーザーでコマンドを実行できるわけだから、通常のコマンド実行においても何らかの方法で別ユーザーによる実行が可能なのではないかと思って調べたときに行き着いたのが、一時的にほかのユーザー権限でプログラムを実行する方法(runasコマンドを利用する方法)だ。
Linuxにもsuコマンドがあるが、それとよく似ていると思う。Windows XP(HomeEditionはオプションが無視される)よりsavecredオプションがサポートされ、パスワードを平文で渡す必要も基本的にはない。

パスワードを見るツール

アプリケーションにパスワードを設定した(たとえばFTPサーバーのパスワードなど)はいいけれど、パスワードはなんだったろうかと分からないときがある。
そのマシンでのみ利用するのであればいいけれど、マシンが吹っ飛んだりしないとも限らない。
そんなときに利用できるのがパスみえ2000というツール。インストール不要で簡単な操作でパスワードが分かるようになる。
是非だまされたと思って一度使ってみてください。僕はびっくりしました。