役にたつかどうかは不明だが、コマンドプロンプトを利用してプロセスを再起動する。
タスクに設定することで定期的に再起動させられる。
@echo off
set PROCESSNAME=calc.exe
taskkill /im %PROCESSNAME%
start %PROCESSNAME%
exit
以上の例は、Windowsの電卓を再起動させられる。
パスワードを移行する
UNIXのパスワードはハッシュ化して保存されているので、利用者の人に再度登録をしてもらうか、パスワードファイルを移行するしかない。
今回、Fedore Core6(32bit)からCent OS5 (64bit)へ以下の手順で行ったところ、正しく移行ができた。
1. /etc/shadow は直接編集できないため、 /usr/sbin/pwunconv を実行して、shadowファイルを無効化する。
2. /etc/passwd にある :で区切られた2フィールド目(未設定の場合には!!が設定されている)の箇所を移行元のサーバーにある /etc/shadow の2フィールド目と同じ指定とする。
3. /usr/sbin/pwconv を実行して、shadowファイルを有効化する。(/etc/passwdで指定したパスワード設定が/etc/shadowに反映される)
時間が9時間進んで表示される
Linuxのタイムゾーンの指定は /etc/sysconfig/clock にある。
ZONE=”Asia/Tokyo”
UTC=false
ARC=false
ではなく、UTC=true となっているとハードウエアクロックがUTCだと認識して、システムクロックの時間をハードウエアクロックに9時間足して表示してしまう。
変更後はシステムを再起動する必要がある。
Windows OSをルータとして利用する
Linux OSでは、/etc/sysctl.confに「net.ipv4.ip_forward = 1」を追加すれば2つのネットワークインターフェイス間でパケットを転送できる。
Windows OSでは、ネットワークブリッジ接続をすればできるようだが、無線のネットワーク側でバッファローのクライアントマネージャを利用している環境では、親機に接続できなくなってしまう現象があり、うまくいかなかった。
「WindowsXPをルータとして機能させる方法」で紹介されているが、「Routing and Remote Access」というサービスを有効にするだけでよく、実際に行ってみるとうまくルーティングできていた。
このサービスはデフォルトで無効になっているので、常時ルータとして利用する場合には、自動に変更する必要がある。
クイックマイグレーション
マイグレーションは仮想マシンを別の物理サーバーに移設することを指すが、10月22日にWindows 7と同日リリースされたWindows 2008 R2 Enterprise EditionもしくはDatancenter Edition上で稼働するHyper-Vで利用できるクイックマイグレーションは無停止で仮想マシンを移設することができる。
ただ、クイックマイグレーションが必要なケースは実際のところほとんどなく、日経SYSTEMSの記事にもあったが、1ヵ月に1時間も計画停止が許されない極めてミッションクリティカルなサーバーにおいてのみ利用すべきである。そうしなければ、仮想化することで非常に高いコストを支払わなければならない。(Microsoftの情報にもあるようにHyper-Vで仮想化するだけならば、Windows 2008 Standard EditionやHyper-V Server 2008という選択肢もあるからだ)
ジョブの操作
たとえば、vmstat 3 100
とすると、vmstatコマンドは、フォアグランドで動作する。
また、vmstat 3 100 &
とするとvmstatコマンドは、バックグラウンドで動作する。
いずれの場合も、SSHで接続している場合に、exitをしても接続が切断されず、SSHを強制的に切断するとプロセスが強制終了してしまう。(シェルの種類とsshのバージョンによっては挙動が異なるようだ)
リモート接続している場合において、処理が接続中に終わらないことが分かっている場合には、
nohup vmstat 3 100 &
などとすることで、exitをすれば接続が切断される。
ただ、当初はすぐに終わる処理だと思っていて、フォアグラウンドで処理していたが、なかなか終わらない場合には、(bashシェルの場合)次の操作をするとよい。
Shift+Z でフォアグラウンド処理を停止したうえで、
jobsコマンドを発行し、対象のジョブ番号を確認する。
そして、bg ジョブ番号
とすることでバックグラウンドプロセスに変更できる。(フォアグラウンドプロセスにする場合には、fcコマンドをする)
そのうえで、disown %ジョブ番号
とすれば、nohupしたのと同じ状態になるはずなのだが、自分の環境ではうまくいかない。
英語キーボードを日本語キーボードに変更する
VMWareでインストールを行った際にキーボードの配列がなぜか英語キーになっていたので、日本語に変更する方法を調べてみた。はてなより。
ごみ箱のアイコンを復旧させる方法
Windows Vistaでごみ箱のアイコンを誤って捨ててしまったため、その復旧方法を調べてみた。
MicrosoftのサポートにWindows Vista のデスクトップに [ごみ箱] アイコンを表示する方法があったので、紹介する。
このコマンドを処理するのに必要な記憶領域をサーバーで確保できません。
Norton Antivirusをインストールしているマシンにてファイル共有を設定している場合、そのマシンの共有フォルダにアクセスしようとするとエラーが出ることがある。
既知の問題のようで、Microsoftサポートオンラインに情報がある。
今回問題の起こった端末を確認するとイベントビューア(システムログ)にイベント ID : 2011が記録されており、この問題と同じであることが分かった。
レジストリキーを確認すると
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters にはIRPStackSizeというエントリがなかった。最初はデフォルトの15(10進数)を指定して再起動したが状態は変わらず、18(10進数)を指定して再起動すると正しくアクセスできるようになった。
sambaによるファイルアクセス監査
しばらくインターネット記事を見る機会も少なくなってしまって、ブログの書き込み頻度が少なくなってしまっているけれど、ちょっと気になったものがあったので、紹介しておきます。
vfsという追加機能であるauditを利用することでどのファイルにアクセスしたかログを取得することができるようです。情報はファイルサーバーに集約して管理することが多いと思いますので、Linuxサーバーで運用している場合には検討してもよいのかもしれません。