予算制約線

中小企業診断士 最速合格のための スピードテキスト (4) 経済学・経済政策 2017年度より
すべての所得を余すところなく使い切った場合に購入できる2財の組み合わせを図示したもの。
関連するキーワードは下記の通り。
所得効果
所得自体が変化していないにもかかわらず、価格の変化により実質所得が変化することで発生する消費量の変化。
実質所得の増加に伴い、上級財なら消費は増加し、下級財なら消費が減少する。
代替効果
価格変化が消費に対し与える効果から実質所得の変化による効果を除き、異なる財の間の相対的な価格水準の変化によりもたらされる効果を取り出したもの。
他の財との相対的な価格水準の変化という効果をもたらす。
無差別曲線
同じ効用水準(満足度)を得られるような消費の組み合わせを結んだ曲線。
無差別曲線と予算制約戦が接する点が最適消費点となる。
代替材
y材の価格の上昇に対して、x財の需要量が増加するもの。(例:マーガリンとバター、コーヒーと紅茶)
逆に需要量が減少するものは、補完財という。(例:パソコンとソフト)
ギッフェン財
下級財(所得の増加で消費量が減る財)の一種であり、代替効果よりも所得効果が大きいもの。
価格と消費量が正の相関(価格が上昇すれば、消費量が増加する性質)をもつもの。

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