仮想サーバーの代表格であるVMWareだが、Workstation版を利用する機会があった。
Workstation版ではスナップショットを取ることが出来、瞬時に特定のポイントに戻すことが出来る。開発途中のアプリケーションによってOSなどの環境を破壊して起動しなくなるようなことがあってもスナップショットがあれば安全。(ただVMWare Serverではスナップショット機能に制限があるようだ)
また複数のOSのイメージを登録しておけば、複数の環境における動作チェックも1台のマシンで容易に出来る。
なお、VMWare Serverはフリーになっており、今回利用してみた。
ダウンロードするためにはアカウントの作成が必要となり、その後個人情報の入力が必要となる。
ダウンロードする前にライセンスキーを取得しなければならない点は注意しなければならない。
VMWare ServerはホストOS上にゲストOSのイメージを動作させるという形式であり、VMWare WorkStationと比べても遜色なく利用できる(言語が日本語でない点は苦労するかもしれない)。
ホストOSはWindowsもしくはLinuxを選択できる。今回はWindowsを利用した。
ダウンロード時に30日しか利用できない・・・という点があるがライセンスキーをインストール時に登録すれば日数制限に関係なく利用できる。
VMWareはホストOS上でもメモリを消費するが、ゲストOS上でも設定されたメモリを消費するので、かなりのメモリが必要である。256MBのマシンではかなり厳しい。
VMWare Server上でFedora Core6をインストール
(追記)
WindowsをゲストOSに設定するとマウスポインタが非常に遅いことがある。これはゲストOSへのメモリ割り当てが少ないためであり、512MB以上は欲しいところ。もし割り当てが難しい場合には、Windowsリモートデスクトップ設定をしてWindowsリモートデスクトップ経由で接続すると改善される。