LPIC Level1試験受験(102)

先週に引き続きLinuxの認定試験LPICを受験した。
今回受験する試験は、前回と異なり102試験であり、先週合格した101試験と合わせて合格することでLPIC Level1認定となる。
やはり今回も入力する試験が多かったように感じる。
前回の反省から出題範囲をhttp://www.lpi.or.jp/exam/200808-102.shtml を確認して受験したが、重要度はあまり参考にならないようだ。
重要度4の「105.2 簡単なスクリプトをカスタマイズまたは作成する」は2問しか出ないにもかかわらず、重要度2の「105.3 SQLデータ管理」や「106.1 X11のインストールと設定」、「106.2 ディスプレイマネージャーの設定」もそれぞれ2問ずつ出ていた。
今回も見直しを1度行って、恐る恐る試験終了ボタンを押したところ、
あなたの得点:580
必修合格点:500
結果:合格
という内容が画面に表示され、ほっとした。 (今回も580点だった)
しかし、セクションごとの正解率は
Shells, Scripting and Data Management・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60%
User Interfaces and Desktops ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100%
Administrative Tasks・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75%
Essential System Services・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60%
Networking Fundamentals・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71%
Security・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55%
Shells, Scripting and Data Management、Essential System Services、Securityは合格ラインに達していないので、LPIC2受験勉強に当たっては、さらに細かく習得しなければならないだろう。
大学の時以来一切触っていなかった、GUIに関する正答率が100%だったのは意外だった。

X Window System

代表的なディスプレイマネージャーには、GDM、KDM、XDMがあり、それぞれKDE、GNOME、X Window Systemのディスプレイマネージャーであり、/etc/X11/kdm、/etc/X11/gdm、/etc/X11/xdm ディレクトリに設定ファイルが格納される。
起動するディスプレイマネージャーを変更するには、/etc/X11/dmcfgファイルの設定を変更する。
X Window Systemの実装として広く利用されている、X.Orgの設定ファイルは /etc/x11/xorg.conf。
/etc/X11/xdmディレクトリの設定ファイルには次のものがある。
xdm-config 各設定ファイルの位置などの設定
Xsetup ユーザーのログイン前に実行されるスクリプト
Xsession Xstartup実行後にユーザー権限で実行されるスクリプト(Xstartupはユーザーログイン後にroot権限で実行される)
Xresources ログイン用画面に必要な設定(デザイン変更など)
XDMによるリモートログインを可能とするネットワークプロトコルはXDMCP(X Display Manager Control Protocol)。
X Window Systemでウィンドウに関する情報を表示するためには、xwininfoコマンドを利用する。

特殊変数

$? コマンドの実行結果(正常終了は0 異常終了は0以外)
$# 実行時に指定した引数の総数
$* 実行時に指定した引数のリスト