pgFouine

PostgreSQLウォッチにpgFouineなる統計ソフトの紹介があった。
目の付け所はすごく良いんだけど、クエリパターンの分類が、SELECT, INSERT, UPDATE, DELETEのパターンと時間別だけってのは、はっきり言って使えない。これらの4種類が分類できたところでどの負荷分散ソフトを使えばいいかぐらいしか分からないからだ。
おそらく重要なことは、どういったパターンのSELECT文が発行されていて、どのテーブル(もっと言えば、どのカラム)へのfetchが多いのかを統計で出せるようにすればインデックスの張り方とか、チューニングポイントが分かるはずだからだ。
ANALYZEコマンドで統計情報は出せるけど、それはあるクエリパターンごとでしかない。もうすでに完成されているシステムがあって、だけど遅すぎるって時には、一つ一つ見ていくことになってしまうわけで、そういったときに統計ソフトがあるとどこから調べていけば良いかの道しるべになる。
なにか良いソフトがあるといいんだが。。。

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IDENT authentication failed for user “****”

PostgreSQLでログインできない場合には、このエラーが出るわけだけど、多くのパターンでは、pg_hba.confの設定がログインできない設定になっているからだ。
昔はまったのは、違うpg_hba.confを編集していてログインできずに悩んだことはあったが、今回はそれとは違うことではまってしまった。
pg_hba.confはアクセス制御として上から順にマッチングするものをmethodを使って認証することになっている。だから、もしpg_hba.confに
local all all ident sameuser
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 ident sameuser
# IPv6 local connections:
host all all ::1/128 ident sameuser
なんていうのがあったら、その後に何を書いたとしても、ローカル接続はPostgreSQL起動ユーザーでしかログインできないことになる。この場合には、この設定の前に書くというのが重要。
今日はこれに1時間ほど時間を費やしてしまいました。