NASのバックアップ用USB容量が足りない!

もうそろそろREGZAのUSB HDDを交換して、今使っているHDDをNASのバックアップ用USBとして活用することにしよう。。。。
NASのバックアップ用USBはランサムウエア対策としてNASから切断して、保管しておけばランサムウエアによって暗号化された場合でも、写真などは復旧できるので少しは安心。。。。
REGZAの録画用ディスクにバッファローの HDV-SA4.0U3/VC を使用しようと思ったが、2万円近くするので断念。
BUFFALO ターボPC EX2 USB3.0用 外付けHDD 4TB ブラック HD-LC4.0U3-BKと迷ったが、ロットによって搭載されているディスクのメーカが違うらしく当たり外れが大きいようだ。
そこで、3年保証があるWD HDD 外付けハードディスク 4TB Elements Desktop USB3.0 WDBWLG0040HBK-JESNを注文してみた。
ハードディスメーカーが提供しているという点では間違いないのだが、日本仕様で要求される静音性であったり、テレビとの相性問題が出ないのかが少し心配ではある。。。。

NASで稼働しているSambaの脆弱性対策について考える

バッファローのNAS LS210D0301のファームウエアのバージョンアップ通知があったので、何の修正かと思ったら、1ヵ月以上前に報告されていた
CVE-2017-7494 Sambaの脆弱性により、リモートから任意のコードが実行可能な脆弱性
の対応だった。もう少し早くならないものか。。。。
もうすでに販売終了品だし、周辺機器メーカからすれば、どこまでサポートしなきゃいけないんだという話も出てきそうな内容だが。。。。
というか自分もこのCVEの情報を把握していなかったのも問題だし、NASがSambaで動いているという推測が働かないのもまずいなぁ。。。。と反省。

無線LANルータ「WZR-HP-G301NH」について

引っ越してきた新居では船橋の住居と違って建物に対する配慮が少し足りておらず、LAN配線も情報コンセントがないので、光ファイバーの引き込みがない部屋でパソコンをしようとするとネットワークケーブルを這わすか、無線LANにしなければならない。
1歳の子供がいるとネットワークケーブルは格好の餌食になってしまうので、無線LANを構築することにした。
構築にあたりブロードバンドルータがギガビット対応していることから、アクセスポイントに求めた要件は次の通り。
・802.11n(300Mbps)に対応していること。
・有線LANポートはギガビット対応していること。
・できれば省エネタイプがよい。
上記の要件を満たすアクセスポイントは、
IO-DATA WN-G300DGR
BUFFALO WZR-HP-G301NH
NEC PA-WR8700N-HPがあった。
その中で値段が安く、USBポートにハードディスクやメモリキーを刺すことで簡単にNASを構築できるという付加価値の高い「WZR-HP-G301NH」を購入することにした。
ブリッジモードで利用しているのだが、実際に使用した感想としては、Web管理画面の作りこみが良くされており非常に多機能であることはわかるのだが、操作している途中にWebコンソールにアクセスできなくなったり、保存をするたびに再起動するためか10秒程度待たされることにストレスを感じる。また、初期のIPアドレスがルータモードをOFFにした状態ではDHCP取得であるとマニュアルに書いてあるにもかかわらず、実はハードにラベルで記載のある静的アドレスが割あたっているなど詰めの甘さがあるように感じた。
Webコンソールにアクセスできなくなる現象は、どうやら高負荷時や子機との通信速度変更時にアクセスポイント本体の応答ができなくなる(pingも通らない)現象のようで、もしかしたら初期不良にあたってしまった可能性もある(購入した人たちのコメントに同様の事象が書かれていないので。。。)。ただ、アクセスポイント本体への通信ができない場合でも他のホストへ通信したりインターネットに接続するうえでは問題がないので、通常利用時には特に不都合な点はなさそうである。
また、NASの機能としては、実際に操作してみたところREGZAからハードディスクが読み取りできたので問題なさそうだが、実際に録画するとエラーになったりともう少し原因を調べてみる必要がありそうだ。(もちろんメーカーは動作保証していないので、WZR-HP-G301NHが悪いわけではなく、自己責任の範囲となるが。。。)
ハードウエアのスペックに対して、実装している機能が多すぎるのかどうかはわからないが、ちょっと残念な感じである。BUFFALOの製品は個人的に好きなので、今後に期待したいと思う。

今すぐニュース

Z8000には「今すぐニュース」という機能がある。
これは、毎日決まった時刻の番組を録画し、最新の番組をボタン一つで呼び出せるという機能。帰る時間が僕はまばらで、ニュースをやっている時間に帰ることができないこともあるし、また朝は芸能ニュースをやっている時間が多くて面白くないので、この機能は重宝している。
ただ、カタログで制限事項としてUSBハードディスクでしか対応していないことを知ってはいたので、昔使っていたUSBハードディスクをつないで使ってはいたものの稼働音がうるさくて困った。
またNASのLS-H640GLはPCと連動して電源をオンオフすることはできるが、REGZAとは連動できない。また自動的に省電力へ移行することもないので、録画用途として常に起動しておくにはエコとはいえない。そこで、レグザリンクでサポートしているUSBハードディスクを探すことにした。
検討したものは、IOデータのHDCN-U1.5AとバッファローのHD-CL1.5TU2だ。いずれも省電力マネージャーというものがあるが、PC連動となっておりREGZAとは連動できない。ただ、静音設計であるという点と、アクセスがない時に自動的にスタンバイに入ることでエコを強調しているモデルになっている。REGZAがサポートをうたっているのは、動作するかどうかであって、スタンバイに入るかどうかまでは箱の説明書を見る限りでは、スタンバイに移行しない機器もありますと書いてあり、よくわからなかった。
結果的に購入したのは、容量単価の安かったHD-CL1.5TU2であった。ヨドバシカメラで18,600円で販売されており、先日購入したREGZAでついたポイントだけで購入できた。1ディスクで1.5TBというストレージの容量の進化にも驚いたが、1GBあたりの単価が12.1円になっている点も正直ビックリ!
2TBのハードディスクもあったが、容量単価が多少高かったので、いずれ買いかえればよいと思った。(Z8000は2TBまでしか今のところサポートしていない)
家に持って帰ってさっそく使ってみたところ、うまく省電力に移行しているようで、音も静か。買って正解だった。

Unisonを使った遠隔地へのバックアップ

先日は、家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行うにて同一拠点内のミラーリングの方法について書き込みしたが、今回は遠隔地のサーバーを利用してミラーリングする方法について書き込みしたい。(一応ディザスターリカバリーといえるか??)
Linxuサーバーどうしてあれば、rsyncを利用してセキュアにコピーすることができるが、Windows環境とLinux環境ではcygwinを入れなければならなかったりと大変だ。
インターネットで調べていたらUnisonとplinkによるミラーリング方法についてLinux Home Server Memoに有益な情報があったので、これを参考に行ってみた。
ただ、同じようにやってみてもplink側でserverオプションがないといわれてしまう。試行錯誤してみたところsync.batを以下のように書き換えてみたらうまくいった。

rem Create batch script to launch plink
echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% %%4 %%5 %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%
rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% -rshargs “-pw %SSH_PASSWORD%” %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

のところを

rem Create batch script to launch plink
echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% -pw %SSH_PASSWORD% %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%
rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

ちなみに参考サイトでは、SSH_PASSWORD、LOCAL_ROOT、REMOTE_ROOTを直接書き換えていますが、引数で呼び出せるように設計されているので、
rsync.bat (パスワード) (コピー元サーバーパス) (コピー先サーバパス)
とすることで複数のバックアップパスを指定できる。
FastCopyと違う点といえば、完全に同期するということだ。なので、バックアップ用として利用しようとすると、コピー先サーバー上でファイルが消失すると、コピー元のファイルも消えてしまう。また、コピー元でファイルを消したとしても、コピー先からダウンロードされてしまって復活してしまう。
この問題を解決するには、-force (基準パス名)オプションを利用することで回避することができる。基準パス名はコピー元サーバーパスとなるので、
set UNISON_OPTIONS=-contactquietly -times -batch -fastcheck true -force %LOCAL_ROOT%
としておけばバックアップツールとして利用することができる。
補足になるが、Unisonはバージョンが異なるとエラーが発生してコピーできない。Linux側のバージョンが古かったためなのだが、今回は例外的にWindows側のバージョンをLinux側のバージョンと一致させて対応した。過去のWindowsバージョンファイルはここにあるので参考にしてほしい。

家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行う

最近はBuffaloのLinkStationなどのNASと呼ばれるファイルサーバーがあるから、こんなことをしなくても、ハードウェアを買ってくれば簡単にファイルサーバー+バックアップシステムが構築できる。
友人からプレゼントしてもらったLS-HGLシリーズはUSBポートがついており、外付けUSBハードディスクにバックアップする機能までついている。
今回は、使い古されたWindows 2000サーバーと外付けHDDドライブを使って定期的にバックアップする手法について実際に行った方法を記録しておきたい。今回はWindows 2000サーバーだが、Windows XPでもWindows Vistaでも基本的には同じだ。
まず、外付けドライブがネットワークドライブだった場合には、
net use z: \\(IPアドレス)\(共有フォルダ名)
でZドライブをドライブ共有設定する。ファイルサーバーに直接USB接続されているような場合ではこの作業は不要だ。
このコマンドはパスワードによる認証などもサポートしているので、もし共有先がアカウントによって制限されているようなことがあれば調べてほしい。
次にファイルを定期的にコピーする方法だが、FastCopyというソフトがある。インストール不要なアプリケーションで、差分だけをコピーする機能を持っている。
たとえば、Dドライブの内容をすべてZドライブに書き出すには、
FastCopy.exe d:\ /to=”z:\”
とすればよい。
あとはこのコマンドを定期的に実行する方法だが、
・タスクを使う
・atコマンドを使う
などがある。詳しくは、こちらを参照してほしい。
(追伸)
FastCopyでは、sync オプションをつけたほうがバックアップとしては適切かもしれない。もしバックアップ元でファイルが消された場合でも差分モード(デフォルト)ではバックアップ先でファイルが消されないためだ。

とうとうやってきたテラバイトの世界

Vista時代のハードディスクは1Tバイト?より
Hitachi Global Storage Technologiesから1TBのハードディスクが参考出品されたようだ。第1四半期に発売とのことだから、あと3ヵ月もすれば手に入るのだろう。記事にもあるがハードディスクの記憶容量の成長は目覚しい。
1954年 5MB
↓35年
1989年 1GB
↓14年
2005年 500GB
↓2年間
2007年 1TB
まさに指数関数的に成長しているといっても過言ではない。ところで、今回の1TBへ乗せられたのは、従来の水平磁気記録方式では限界だった記録密度の問題を解消した垂直磁気記録方式によるもの。
なんとこれを提唱したのは1975年のことであり、東北大学の岩崎俊一教授によるもの。1977年にIEEEの論文誌に掲載されたらしい。(日経エレクトロニクス 特別編集版 pp.112)
ところがこれは理論的な部分だけであり、実現させるには相当な問題あったらしいがとうとう2004年に東芝が実現し、2005年に製品化することになった。
30年前の技術がようやく花開き、困難だったストレージの拡張問題にうまくはまった形となったようだ。
これから垂直磁気記録方式によるストレージの拡張とそれにあわせてSATAとSASによる転送速度引き上げで、ストレージの世界も幾分未来が明るくなったようだ。

HDD市場が熱い

PS3の発売によってさらにHDDの売れ行きが変わってきたようだ。通常のデスクトップ用の3.5インチだけでなく、ノートパソコン用の2.5インチについてもPS3の発売で売れてきているようだ。今後更にデジタル家電が家庭に広まるようになってくればさらにハードディスクの販売量が多くなっていくことは間違いなさそうだ。