Oracle Master Database 11g Bronze(1Z0-018:Bronze DBA11g)

を受験した。
「徹底攻略ORACLE MASTER Bronze DBA11g教科書[1Z0-018]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)」を隅々まで解いたこともあって、正解率75%で「1Z0-051 11gSQL基礎I」よりも簡単に合格することができ、1Z0-051とあわせてOracle Master Database 11g Bronze認定となった。
できれば、Oracle Databaseを自分の環境にインストールして、Enterprise Managerのインターフェイスは一通り触っておくとよいと思う。
把握しておくべき部分は次の通り。
・ブロック、エクステント、セグメントの違い
・データベースバッファキャッシュ、共有プール、ラージプールの違い
・SQLチューニング・アドバイザとSQLアクセス・アドバイザの違い
・完全リカバリと不完全リカバリ(Point in Time)の違い
・一貫性バックアップと非一貫性バックアップの違い

俺のコードのどこが悪い?

俺のコードのどこが悪い?―コードレビューを攻略する40のルール
コードレビューに関する分野の書籍は珍しく先月発売された新書で、書店で平積みされていたので思わず手にとって買ってしまった。実際に読んでみると、どうすればコーディングミスを減らしたり、保守性を上げられるかについて、技術的なアプローチだけでなく仕掛けづくりについても書かれており、新人が読むための教育書という位置づけだけでなく、レビュアーも参照すべき一冊である。

7つの習慣

7つの習慣―成功には原則があった!
偏見というフィルターを通して物事を見ないこと。
主体性を持って物事に取り組むこと。
目的をもって行動すること。
優先順位をつけること。
Win-Winの関係で相手を信頼すること。条件に合わない場合には、取引を行わないという選択肢も検討すること。
自分を理解してもらうためには、まず相手を理解すること。
新しい知見を取り入れることができ、とても参考になった一冊である。
通勤時間に読むのが良いかもしれない。

ダメな”システム屋”にだまされるな!

という30年近くシステム屋さんを勤めるエンジニアが書いた一冊。思わずはっと感じることが多かったので読んだ感想を書いてみる。
http://price.zaiteku.jp/products/detail/4822230341
1.ハードの値段が下がってもソフトの値段が下がらない理由
ハードは性能が良くなるのに値段が下がる一方で、ソフトウエアはそうならない理由は、パッケージを適用する風潮があるものの依然として業務フローをパッケージに合わせず、業務フローに合わせてソフトウエアを開発することにある。これはユーザーがそうしたいからではなく、パッケージを作るリスクを避けるベンダーが受託開発をし続けたい思惑が強い。
2.なぜITを導入するのか?
経営の意志決定を早くしたり業務効率を改善するためのIT導入するはずにもかかわらず、なぜか導入することが目的になっている。これもベンダーの提案力が弱いせいか、はたまたシステムの稼動がスタートであるユーザーに対して稼動がゴールであるベンダーとの思惑の違いなのか??
3.多忙と徹夜を「喜ぶ」最悪の”システム屋”
どんな仕事も計画的であれば多忙と徹夜は最小限に押さえられるはずだが、受託業務の仕事なので受注の波を平準化することは難しくそううまくはいかない。ただ、徹夜でことを成し遂げることがすごいと思われると勝手に考えてしまう被害者妄想は捨てるべきだ。
4.「コンサルタントになりたい」という逃避願望
僕もいまの会社に入るときに将来何になりたいかという質問に対して答えた一言。いまの仕事の単価が低いからより儲けるためにコンサルタントになりたいとか、プログラムを組む製造現場に飽きたからとコンサルタントという名前を言葉にしてはいけない。
単価が低いならば作業効率をあげる工夫をせよ、プログラムを飽きるというのはその仕事のやり方に工夫がないからである。違う道に進もうとしてはいけない。
5.「1人月150万円」が「年収1800万円」ではない理由
6.派遣契約と請負契約について

請負契約は派遣契約に比べて責任が大きいため会社で背負うリスクも大きいのである。従って会社は利益を沢山得るようになっている。
というのは建前であって請負契約のリスクも個人が背負っているわけにもかかわらず、給料だけが低い。個人に責任がかかるようであれば、いっそのこと派遣契約で仕事を会社は得るようにするか、利益を社員にフィードバックして労使ともに円満でなければならない。
7.「ネットだから低コスト・低品質」で良いのか?
前の会社では仕事と趣味の境界線が曖昧であったと言えると思う。仕事には責任が伴うはずだがネットでのシステム開発は専ら品質向上の取組が少ないように今の会社に入って思う。ただ最近はそうではないのかもしれない。。。
8.このままでは”システム屋”の給料は下がり続ける
9.”35歳定年説”は、勉強で乗り越えられる

自分は付加価値をあげるための勉強をたえずし続けられているかかなり怪しい。前の会社にいた同僚はいまでも高いモチベーションで挑戦し続けている。自分も見習わなければ他の技術者となんら代わり映えがなくなり、結果的には安い給与の新入社員(マクロにいえば人件費の安い外国のエンジニア)にとって代わられる。
最後に・・・
システムエンジニアは技術者としてのプロフェッショナルである必要があると同時にそもそもサービス業としてシステムを売っている側面があることを忘れてはいけない。
サービス業だからこそ客への配慮を欠かさないようにしなければならない。つまり、システムが分からないからと客をばかにしたり、傲慢であってはいけない。また、最終的な解を自分の中に持っていたとしても課題に対する提案については選択肢を与える努力を怠ってはいけない。(システム化は手段であって目的ではないため、システム化提案の中のひとつには、あえてシステム化しないという提案も時には必要である。)
来年同じ文章を見返して、どこまで自分の中で努力できているかを振り返ることとしたい。

あの航空機事故はこうして起きた

飛行機もパソコンもコンピュータでできており操作するのが人間であるという点は同じである。ただ、ミスが死亡事故に繋がるかそうでないかは大きな違いである(コンピューターが生命にかかわるものであれば同じかもしれない)。
「あの航空機事故はこうして起きた」という書籍は発生したミスの原因を追求すべき対象が多くの場合間違っていることを教えてくれる。
(引用)
日本では「ミス」を事故の原因であるかのようにとらえる傾向があるが、「何故ミスを犯したのか」が真の事故原因である。ミスの原因を個人の「たるみ」と断じ、事故防止のための再教育と称して「精神教育」が行われることがある。「ミス」をするのは人間である以上避けられない。作業者に緊張を強いればミスは増加するのは当然であろう。いろいろな分野で安全より効率・利益が優先されて、操作をしているのは人間であることが忘れられている。
自分でもよくありがちなことなので肝に銘じておきたい。

今月のネットワークの本

これだけは知っておきたい ネットワークの常識
sanonosaさんが著者にかかわっています。表紙にある通り入門者から中級一歩手前の方向けのネットワーク概要を説明してある書籍です。ネットワークエンジニアを目指すならば必ず知っておかなければならない内容が具体的に前半に記載されており非常に評価できますが、後半はどんどん一般論になってきてしまっているところが少し残念です。
書籍のレベルのターゲットとするところとネットワークエンジニアとして知るべき範囲が微妙にずれてしまっているところがあるのですが、それだけネットワークの常識はますます広くなりつつあるのかなと見受けられます。
アプリケーションエンジニアもWebアプリケーションを開発しているならばその下位レイヤーとなるネットワーク部分について見識を深めることは決して悪い話ではないと思います。特にスリーウェイハンドシェイクについては基本中の基本かと思うので、その概要がうまく説明されている本書は読んでおくべき一冊かと思います。

可用性を極限までに高める

Webサービスをやっていてもなかなか可用性を高めるためのノウハウを学習することは難しい。というのも大容量トラフィックを体験することが小規模サービスにおいてはまれであり、可用性の検討を迫られるのは、マスコミに取り上げられるなど、急な時が多い。
そんな時に技術者はそこから調べているようでは手遅れであることがほとんどので、前例に学ばないことはない。というわけで、今日読みたい本は4Gbpsを超えるWebサービス構築術である。ライブドアで実際に仕事をしていた人の著書だけに内容に対する期待は大きい。

SEのフシギな生態 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条


平成15年に出版された本だが、久しぶりに読んでみると今でもなにも現状が変わっていないんだとあらためて思い知らされる。こうすれば失敗するというところが書かれているだけに、仕事を進める上で押さえておきたいポイントが見えてくるので、非常に参考になる。

今月の読んだ書籍

 
一冊目は、きたみりゅうじ作のSE業界のよくある話を漫画にした作品。デフォルメしてある部分もあると思いきや、意外にあたっていて、楽しく読める本。
二冊目は、今話題のクラウド・コンピューティングとは一体何か、そしてクラウド・コンピューティングが向かう先は何なのかというのがわかる本。自分もブログで分散と集中の歴史を過去書いたが、この本の中でもクラウド・コンピューティングという現象はキャッチセールスのように生まれた言葉ではあるものの、時代の流れの中でおのずと生まれた現象を示した言葉であることを書いている。