ROI(return on investment)を考える

システム運用の立場から考えた時にアクセス数が増えてくれば既存のシステムではまかないきれなくなるので、システム増強が必要となる。攻めの経営であればそこは稟議においてアクセス数増を説明することで簡単に通るわけだが、守りの経営の場合にはそうもいかない。ただただシステムにかかる運用費用を「コスト」と捕らえ、コスト増につながるようなことはしたくないというのがあるからだ。
そこで説明に使えるのが、ROIだ。これは設備投資したことに対する収益回収額というものであり、この設備を拡張すれば、これだけさらに利益を得られますよと経営に説明することが情報システム部に求められている。

見える化

J-SOXの流れを受けて、「見える化」という変な日本語が流行しそうな勢いだ。Y2K問題に続いてシステム業界全体で大きな変革の波が起こりそうなJ-SOXソリューションに対するSIの取り組みはどこも必死だ。
そもそも見える化は業務フローを明確化するという重要な取り組みにもかかわらず、多くの場合にはドキュメントが残っていないなど作業担当者に依存する俗人化といわれる要素が企業内に多いことが問題となっている。
俗人化してしまうと、ビジネス上の一番のリスクは従業員ということになってしまい、企業にとって健全とは到底いがたい。そこを俗人化しないようにするための方法が、見える化なのだろうと思う。
しかし一方で見える化は、J-SOX法の名のもとで監査法人対策というところに置き換わってしまっているケースも多い。この行き着く先は、メンテナンスされないドキュメントの山。これを整えるために数億円というお金を使う企業は間違いなく行き詰まると思う。

自分たちの労働条件を獲得する難しさ

プログラマやSEなど実務業務に当たるエンジニアは会社の決められた待遇の中で業務を行っている。僕の場合には、前職が労働組合があった関係もあって、労働条件はかなりよいほうだと感じていたが、転職してからというもの、会社が大きくなるにつれて労働条件が悪化していることが目に見えてわかった。
資本主義において、会社は最大利潤を追求する組織。経営者の確固たる従業員への思いやりの理念がなければ当然労働条件は悪化するものである。それは、純利益を最大化するためには、売り上げを上げることよりも、支出を減らすことのほうが簡単だ(少なくとも選択肢がある)からだ。
働きやすい環境を確保ならびに維持することは、生産性を最大化するための必要最低条件であり、従業員はこの努力を忘れてはいけない。経営者は実務作業をしているわけではないから、働きやすい環境というものが何なのかは現場にいなければよくわからないはずだ。
会社を大きくする上では、従業員を多くとっていかなければならない。現場の人間が誇りを持って新しい人を招きいれられるように労働環境の確保は行わなければならない。
しかし一方で従業員の立場は弱いものである。自分たちの思いを経営者に伝えるためには相当のポストになければならない。自分たちの思いを言葉に表さなくても経営者に伝えられればなんと良いことだろうか??
ところで、日本の法律には労働組合法というものが存在する。従業員は特定の職種以外であれば労働組合を結成し、経営者にその思いを伝えることができる手段が用意されている。
前職では当たり前のように労働組合と会社は話し合いの場を持っていた。労働組合は足の引っ張り合いになる可能性もないわけではないが、少なからず労働条件という題目において経営者と従業員が話をするためのツールであることは間違いないのだ。

I remember you

この記事は技術ネタとはちょっとちがいますが・・・
最近聞いているYUIの曲です。僕はどちらかというと女性ボーカルの元気になれそうな曲を選んで聴いて、仕事をしたりしています。職場はラジオがあって最新曲には困らないのですが、コーディングに夢中になって何の曲だかわからないので結局仮に行けないという悲しいことも起こります。こんなときは昔はやった見えるラジオなんていうのがいいんでしょうけど。。。
見えるラジオ→ワンセグときたら次の多重放送は何がくるのでしょうか?

ところでみなさんは音楽の視聴にどんなサイトを使いますか?僕はBARKSを使っていますが。。。

J-SOX法とエンジニア不足の行き着く先

日本版SOX法(2006年6月7日制定の金融商品取引法)だが、ITの利用という項目が含まれている以上は、J-SOX対応は、管理や経理部門だけの話ではなく、システム部門の準備も行わなければならないことになる。いまは、エンジニアが本当に不足している。募集をしても応募すらほとんどこないという悲惨な状態である。こんな状態は半年前に想像もできただろうか??
J-SOXに対応するためには、文書化などさまざまな部分でいままで以上の業務(おそらく本来であれば作業手順をはじめとする文書化という作業は当たり前に行われなければならないが、Web業界においては仕様書がないとか作業手順書がないなんてことは珍しくない)を強いられることになる。ただでさえ、人員が不足している現在において、文書化までの作業を正しく行うことができるのだろうか?行き着く先は今かつて無いデスマーチの連続なのだろうか?2008年4月から恐ろしいJ-SOX法が施行されることとなる。

もといた勤務先が吸収される

学生派遣のときに仕事をしていたキュリオシティが去年Yahooに吸収されていたことが分かりました(いまさらですが)。中で仕事をしていた時に思ったのは、いろんな事にチャレンジしようとして入るものの、収益構造の確立ができずに失敗しているなぁと思ったことでした。
その感はまんざらでもなかったようで、三井物産から生まれた社内ベンチャーはITの流れの中にもまれて消えていったのでした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0503/31/news061.html