ストレージ

Extend Storage Unit。外部記憶装置の容量増加は目を見張るものがある。つい10年前は1.6GBのハードディスクを使っていたが、今では500GBのハードディスクが販売されている。そして法人市場においてはJ-SOXに対応するためにPB(ペタバイト)市場の製品が出ているのが現状だ。

2008年8月22日

Unisonを使った遠隔地へのバックアップ

先日は、家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行うにて同一拠点内のミラーリングの方法について書き込みしたが、今回は遠隔地のサーバーを利用してミラーリングする方法について書き込みしたい。(一応ディザスターリカバリーといえるか??)

Linxuサーバーどうしてあれば、rsyncを利用してセキュアにコピーすることができるが、Windows環境とLinux環境ではcygwinを入れなければならなかったりと大変だ。

インターネットで調べていたらUnisonとplinkによるミラーリング方法についてLinux Home Server Memoに有益な情報があったので、これを参考に行ってみた。

ただ、同じようにやってみてもplink側でserverオプションがないといわれてしまう。試行錯誤してみたところsync.batを以下のように書き換えてみたらうまくいった。

rem Create batch script to launch plink echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% %%4 %%5 %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%

rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% -rshargs "-pw %SSH_PASSWORD%" %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

のところを

rem Create batch script to launch plink echo @%PLINK_PATH% -ssh -P %SSH_PORT% -pw %SSH_PASSWORD% %SSH_USER%@%SSH_HOST% unison -server > %SSH_LAUNCH_SCRIPT%

rem Run unison (which in turn will call the plink batch script just created)
%UNISON_PATH% -sshcmd %SSH_LAUNCH_SCRIPT% %UNISON_CMD% %UNISON_OPTIONS%

ちなみに参考サイトでは、SSH_PASSWORD、LOCAL_ROOT、REMOTE_ROOTを直接書き換えていますが、引数で呼び出せるように設計されているので、

rsync.bat (パスワード) (コピー元サーバーパス) (コピー先サーバパス)
とすることで複数のバックアップパスを指定できる。

FastCopyと違う点といえば、完全に同期するということだ。なので、バックアップ用として利用しようとすると、コピー先サーバー上でファイルが消失すると、コピー元のファイルも消えてしまう。また、コピー元でファイルを消したとしても、コピー先からダウンロードされてしまって復活してしまう。

この問題を解決するには、-force (基準パス名)オプションを利用することで回避することができる。基準パス名はコピー元サーバーパスとなるので、
set UNISON_OPTIONS=-contactquietly -times -batch -fastcheck true -force %LOCAL_ROOT%
としておけばバックアップツールとして利用することができる。

補足になるが、Unisonはバージョンが異なるとエラーが発生してコピーできない。Linux側のバージョンが古かったためなのだが、今回は例外的にWindows側のバージョンをLinux側のバージョンと一致させて対応した。過去のWindowsバージョンファイルはここにあるので参考にしてほしい。

2008年8月12日

家庭用ファイルサーバーで定期的にバックアップを行う

最近はBuffaloのLinkStationなどのNASと呼ばれるファイルサーバーがあるから、こんなことをしなくても、ハードウェアを買ってくれば簡単にファイルサーバー+バックアップシステムが構築できる。

友人からプレゼントしてもらったLS-HGLシリーズはUSBポートがついており、外付けUSBハードディスクにバックアップする機能までついている。

今回は、使い古されたWindows 2000サーバーと外付けHDDドライブを使って定期的にバックアップする手法について実際に行った方法を記録しておきたい。今回はWindows 2000サーバーだが、Windows XPでもWindows Vistaでも基本的には同じだ。

まず、外付けドライブがネットワークドライブだった場合には、
net use z: \\(IPアドレス)\(共有フォルダ名)
でZドライブをドライブ共有設定する。ファイルサーバーに直接USB接続されているような場合ではこの作業は不要だ。

このコマンドはパスワードによる認証などもサポートしているので、もし共有先がアカウントによって制限されているようなことがあれば調べてほしい。

次にファイルを定期的にコピーする方法だが、FastCopyというソフトがある。インストール不要なアプリケーションで、差分だけをコピーする機能を持っている。

たとえば、Dドライブの内容をすべてZドライブに書き出すには、
FastCopy.exe d:\ /to="z:\"
とすればよい。

あとはこのコマンドを定期的に実行する方法だが、
・タスクを使う
・atコマンドを使う
などがある。詳しくは、こちらを参照してほしい。


(追伸)
FastCopyでは、sync オプションをつけたほうがバックアップとしては適切かもしれない。もしバックアップ元でファイルが消された場合でも差分モード(デフォルト)ではバックアップ先でファイルが消されないためだ。

2007年1月 8日

とうとうやってきたテラバイトの世界

Vista時代のハードディスクは1Tバイト?より

Hitachi Global Storage Technologiesから1TBのハードディスクが参考出品されたようだ。第1四半期に発売とのことだから、あと3ヵ月もすれば手に入るのだろう。記事にもあるがハードディスクの記憶容量の成長は目覚しい。

1954年 5MB
↓35年
1989年 1GB
↓14年
2005年 500GB
↓2年間
2007年 1TB

まさに指数関数的に成長しているといっても過言ではない。ところで、今回の1TBへ乗せられたのは、従来の水平磁気記録方式では限界だった記録密度の問題を解消した垂直磁気記録方式によるもの。

なんとこれを提唱したのは1975年のことであり、東北大学の岩崎俊一教授によるもの。1977年にIEEEの論文誌に掲載されたらしい。(日経エレクトロニクス 特別編集版 pp.112)
ところがこれは理論的な部分だけであり、実現させるには相当な問題あったらしいがとうとう2004年に東芝が実現し、2005年に製品化することになった。

30年前の技術がようやく花開き、困難だったストレージの拡張問題にうまくはまった形となったようだ。
これから垂直磁気記録方式によるストレージの拡張とそれにあわせてSATAとSASによる転送速度引き上げで、ストレージの世界も幾分未来が明るくなったようだ。

2006年11月27日

HDD市場が熱い

PS3の発売によってさらにHDDの売れ行きが変わってきたようだ。通常のデスクトップ用の3.5インチだけでなく、ノートパソコン用の2.5インチについてもPS3の発売で売れてきているようだ。今後更にデジタル家電が家庭に広まるようになってくればさらにハードディスクの販売量が多くなっていくことは間違いなさそうだ。

2006年11月 3日

SATAハードディスクとSAS/SCSIハードディスクの違いと選定のポイント

日本HPのページにSATAハードディスクとSAS/SCSIハードディスクの違いと選定のポイントが掲載されていてかなり参考になります。SATA-IIが出て俄然SATAの方が優勢だと思っていたんですが、実はハードウエア自体のMTBFがそもそも違うんですね。

2006年10月15日

RAID0+1とRAID10の違い

RAID0+1とRAID10に関して特に意識したことはなかったが、NASに関するソリューションを調べていたときに詳しく説明されていたので参考まで。RAIDの読み書きに関する関係は以下のとおりになるのだろうか?

・読み込み速度:RAID1 < RAID0, RAID5, RAID6, RAID10
・書き込み速度:RAID1・RAID6 < RAID5 < RAID10 = RAID0+1 < RAID0
・信頼性:RAID0(1台故障すると×) < RAID, RAID0+, RAID5(2台故障すると×) < RAID10(2台故障しても場合によっては○) < RAID6(3台故障すると×)

ストレージのお話

ハードディスクをはじめとしたストレージの面白い話がsanonosaさんのブログにかなり書いてあるのでまた時間があったときに読んでみよう。

ネットワークストレージ

ネットワークストレージは今とても熱い。NASは低価格だが拡張性に欠ける、一方でSANは拡張性は高いものの価格が非常に高い。今後、J-SOX法に対応するために、ログはすべて保存され、いつでも検索できる状態になければならないとするならば、管理者はどこにログがあるかを意識する必要がなくなるような状態が望ましい。しかしながら、ほとんどアクセスされないログが単位容量あたりの単価が高いストレージにあるのも変な話であり、アクセス頻度に応じて保存されるストレージが決定ならびに変更されるようなシステムが望ましいということになる。


DAS(Direct Attached Storage)
NAS(Network Attached Storage)
SAN(Storage Area Network)
 ・FC(Fibre)-SAN(光ファイバーケーブルで接続したSAN)
 ・IP-SAN(IP網で接続したSAN)
NASゲートウェイ(SANの利点とNASの利点をうまく統合)
iSCSI

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2006年7月30日

SANとNAS

SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)は同じようなことを言っている(ストレージをネットワーク上に配置して仮想化して位置透過性を実現して利用する)ということなのだが、SANはネットワークそのもの、NASはハードウエアを示している。
SAN: http://e-words.jp/w/SAN.html
NAS: http://e-words.jp/w/NAS.html
ただ、具体的な違いは、ファイルシステム(NASはストレージ自身で持っているが、SANはサーバー側に持つので、互換性のないOSが同じ領域を読み込むと破壊が起こるがSANの方がオーバーヘッドは小さい)ストレージとの接続方法にあるようだ。
http://www.atmarkit.co.jp/fsys/keyword/007san_nas/007san_nas.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060407/234778/?ST=start4

最近はJ-SOX(日本版SOX法)対応や地震などのサービスを継続しがたい状態になった場合でも他のスタンバイサーバーで最新データにて運用を継続するなど冗長化への利用も増えているようだ。