ウィンドウズ・ビスタ、高速データ検索の設計を一部修正へ

読売新聞(現在はリンク切れ)より

米マイクロソフトは19日、新しいパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」について、目玉機能である高速データ検索の設計を一部修正することで米司法省と合意した。同省が発表した。
マイクロソフトは年内に、他のソフトメーカーが提供するデータ検索ソフトを利用者がビスタ上でより簡単に使えるようにする。
1月に一般向けに発売されたビスタでは、従来のOSに比べてパソコン内部の情報を速く、 簡単に検索できるようになった。しかし、すでに同じ機能の応用ソフトを提供していた米ネット検索最大手グーグルが「競争上不利な立場に追い込まれた」と同省などに反トラスト法(独占禁止法)に基づく調査を求めていた。
マイクロソフトが自主的な設計変更に同意したため、司法省は当面、制裁などの検討は見送ると見られる。同省との合意に基づき、マイクロソフトは応用メーカーに対するビスタのプログラム情報の公開も一段と進めるとしている。

OSを開発している立場だからこそこんなことが起こる。グーグルも技術とアイディアで今までのマイクロソフトの立場を脅かしてきたわけだから、法的な論争に持ち込まないで、もっとクレバーな方法で解決してほしいと思った。

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