HEMSを考察する

CEATEC 2009で展示されていた未来予想図がようやく現実化しそうである。
HEMS推進役のスマートメータはWi-SUN(Wireless Smart Utility Network/IEEE 802.15.4)という規格によって通信を実現している。
宅内にAiSEG2(MKN704)のようなものを設置することで、スマートメータの情報を収集できるほか、パルスメータを使用しているガスや、水道メータからも情報を収集できる。
スマートメータは2024年までに既存の電力メータとの入れ替えが予定されていることから、入替のタイミングにて導入することで使用電力のリアルタイムの見える化ができるようになる。
また、計測機器(Panasonic製では、スマートコスモや、AiSEG用エネルギー計測ユニット)を取り付けることで、主要なブレーカ単位の電力量を計測できるようになる。
別の使い方としては、温湿度センサーのようなものと接続することで電力、ガス、水道以外の温度や湿度情報を基に家電を制御することが出来るようになる。
ただ、家電の制御については、HEMSに対応している必要があり、2013年に引き渡しを受けた自宅の電化製品はいずれも対応していなかった。
電気メータの交換は有効期限によって順次交換されることになるということと、HEMSの助成が平成25年を最後に中断していることから、
自宅の電気メータに貼付されている有効期限は平成34年となっているので、ゆっくり考えていきたいと思う。

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