防火、浸水時の貴重品対策について考える

最近100年に1度の災害が毎年起こるようになってきた。
自宅が災害に見舞われた時、火災保険で家や家財は復旧できるかもしれないが、保険証書が見つからなければ手続きは長期化することが予想されるほか、家族の思い出の写真のデータなどはどうやっても戻ってこない。
災害用のリュックですぐに避難場所に逃げようと思っても、守りたいものがあって被災場所に戻って巻き込まれて命に関わるようなことがあっては困る。
ということで、防火、浸水時の貴重品対策について考えてみた。
案1)銀行の貸金庫に預ける
北陸銀行だと年額1万円程度で借りれるが、平日の9時-17時でしか出し入れできないのが難点。
盗難リスクや津波で金庫ごと流されるようなことがあった場合まで考えるとメリットが大きい。
案2)データセンターで1/8ラックとかを借りる
案1に比べて、預け入れる時間帯の制約がない。
自宅サーバを持っている人はサーバごと預けてしまえば、TCO面で安くつく?
案3)自宅に金庫を置く
自宅向けの金庫も最近はラインナップが豊富なようで、1時間の耐火金庫であれば、2万円程度で手に入るようだ。
銀行の貸金庫よりも容量が大きいのと貸金庫のような預け入れの時間制限がないのはメリットで、長期の保管では元が取れることになる。
デメリットは1時間以上の火災があった場合どうかという問題と、水害の問題、盗難の問題がある。
水害については、防水タイプもあるようだが、盗難はアンカーでも打たない限りは対応できない。
防水に関していえば、ジップロックに証書の類を入れて金庫に入れておけば、気休め程度の防水対策にはなるのか?
Sentry 耐火金庫(1時間耐火) ダイヤル式 容量約22.8L
ディプロマット 125EN88WR 60分耐火・耐水金庫 25ℓ テンキー式・警報アラーム付き
耐水金庫でテンキー式。ダイヤル式だと数値打ち合わせが結構難しい。ドリフターズでやっていたように数値があったときに音が変わるわけではないので。。。(聴診器を当てれば音が聞こえるのかもしれない。。?)
日本アイエスケイ(King CROWN) ワンキー式 耐火金庫 (JIS一般紙用1時間標準加熱試験合格)
意外に上の2つは大きい。どうやらA4が入るタイプとうたっている金庫も多いが、証書はA4の用紙をさらにB4の表紙等で挟んであるケースが多く少しまげて入れないと入らないということが多いようだ。
金庫は重たいので、高い場所に置けないとすれば、おけるスペースが限られる場合があるので、この金庫はある意味おすすめ。容量が小さいので収納するものを厳選しないといけないのと、気持ち軽めなので盗難リスクは高い。
<結論>
つまるところ、結局のところ保険の金融商品と同じでどこまでリスクに金をかけますか?という話になってしまう。。。。

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