DNSラウンドロビンについて考える

最近DNSラウンドロビンの構成になっているWebサーバを見かけなくなったのは、ロードバランサが仮想化されて稼働率が限りなく100%に近づいているからということなのか?
とあるサービスにて、複数のロードバランサをDNSラウンドロビンする方法があったのだが、ロードバランサに障害発生した場合に、DNSラウンドロビン登録しているAレコードのキャッシュ有効時間を限りなく短くしたうえで、ロードバランサ障害時にDNSレコードを動的に変更できる運用体制がないと可用性を下げる要因にしかならないのではないか?と思ってみた。
DNSラウンドロビンにおいては、
WindowsでDNSのラウンドロビン機能を利用するの文中にあるように
クライアント側の再試行機能(アクセスできない場合は、別のサーバIPアドレスへの接続を試行する)に”期待”したりする(アプリケーションによっては、アクセスできない場合は自動的に別IPアドレスへ再試行する機能を持っている)
とあり、アプリケーションの実装によっては、アクセスできない場合には別のAレコードの値を参照して再試行するというものがあるらしいが、アプリケーションが直接複数のレコードを使い分けるような実装をしているものがあるとは個人的には考えにくい。
参考)
Load Balancing
Azure Load Balancer の概要

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